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西洋占星術 ホロスコープ

パソコンが一般に普及する以前は、ホロスコープを作成するにはたくさんの面倒な計算をしなければなりませんでした。今では、ホロスコープを作成してくれる便利なソフトも増えてきました。当サイトのオンラインチャートもその一つです。ですから、実際にホロスコープを手作業で作成することはほとんどないと思います。しかし、知識として知っておくことは必要でしょう。

ホロスコープとは

ホロスコープとは、ある特定の瞬間を地球を中心にして描いた天体の地図のようなものです。ただ、天球図と呼ばれる宇宙全体を描いているものとはちがい、このホロスコープで描かれるのは、12の星座と10の星、それといくつかの重要な要素だけです。

では実際にどのようにしてホロスコープが描かれるのかを、簡単に見てみましょう。

1. ホロスコープの外周 黄道

黄道まず、ホロスコープを図にすると、地球を中心とした円形をしています。この円の外周は黄道です。

黄道とは地球から見て、太陽の通り道のことです。ここで間違いやすいのは、地球の自転(地球がコマのように1日に1回転する運動)によって太陽が通って見える道筋ではなくて、地球の公転(地球が太陽の周りを1年かけて1周する運動)による、地球からの見かけ上の太陽の通り道のことです。

2. 十二室

十二室次に、ホロスコープにしたい瞬間の東の地平線を基準点(アセンダント:ASCといいます)として、そこから天体を30度ごとに12分割します。そして分割したものを、反時計回りに1から12まで(ハウスともいいます)を割り振っていきます。

3. 黄道十二宮

黄道十二宮今度は、この黄道と地球の赤道の交差点、つまり春分点と秋分点のうち春分点を基準点(0度)として、30度ごとに12分割し、12の星座(サインともいいます)を反時計回りに割り振っていきます。割り振る星座と順番は、牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座となります。

ここで、春分点がどの位置にくるのかを計算しなければならないのですが、それについては黄道十二宮のページで解説します。ここはとりあえず、感覚だけつかんでください。

これを見ると、円上に基準点が2つ(東の地平線と春分点)あります。一般的には東の日の出の位置、つまりアセンダント(ASC)をホロスコープを描く上での基準にして、左側に持ってくることが多いです。

これで、ホロスコープの土俵ができあがりです。どうですか?すでに難しそうなところもあるかもしれませんね。黄道とか、春分点とか、ちょっとイメージしにくいのではないでしょうか。
(黄道と春分点については、別コラムでもう少し詳しく説明してみました。)

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